天文宇宙検定2級ノート 5章コラム1

色指数

星からの光は、星の表面温度によって、波長による強度の分布が違う。

光の強度が最も強くなる波長は、

B型(20000K)で145nmの紫外線領域

A型(10000K)で290nmの紫外線領域

G型(6000K)で480nmの緑色の領域

M型(3500K)で830nmの赤外線領域 となる。

 

星の光を300~400nmの波長域で測った等級をU等級

400~500nmの波長域で測った等級をB等級

500~650nmの波長域で測った等級をV等級

これらの等級の差U-B、B-Vを色指数という。

色指数が小さいほど高温の星、大きいほど低温の星になる。

スペクトル型A0星でU=B=Vとなるように定義されている。

通常はB-Vの値が色指数として用いられる。

 

メシエ番号とNGC番号

メシエ番号は、シャルル・メシエが番号をつけたもの。M109まである。

NGCはジョン・ドレイヤーの天体カタログ『New General Catalogue』の略称で7840個の天体が登録されている。