天文宇宙検定2級ノート 4章3節

スペクトル・・・光を波長ごとの強さ(明るさ)で表したもの。

 

スペクトル研究

1666年 アイザック・ニュートンが、多くの色の光が混ざって白色の太陽光になっていることを証明した。

150年後 ヨゼフ・フォン・フラウンホーファーは太陽スペクトルの中に574本の暗線を見つけた。その中でも特に強く見える暗線を、A線~K線と表した。

キルヒホッフは、これらの暗線が太陽大気中の固有の元素の吸収でできるという原理を発見した。

D線はナトリウム、H,K線はカルシウムなど。

この吸収線をフラウンホーファーという。

 

星のスペクトル

連続スペクトル・・・スペクトルの色分布。

吸収スペクトル・・・スペクトルの暗線。

星のスペクトルから、星の温度を求めることができる。

太陽は緑色で一番強く光を放つ。

 

星のスペクトル型分類・・・スペクトルの見え方によって星を分類すること。現在もっとも使われているのは、ハーバード式分類。

O型 32000K以上  アルニタク

B型 10000-32000K スピカ、リゲル

A型 7500-10000K   シリウス、ベガ  

F型 6000-7500K  カノープスプロキオン

G型 5200-6000K    太陽、カペラ

K型 3900-5200K  アルデバランアークトゥルス

M型 2200-3900K    ベテルギウス、アンタレス

L型 1400-2200K  グリーゼ165B

T型 600-1400K以下  グリーゼ229B

Y型 600K以下   WISE1828+2650

 

スペクトル型の覚え方

Oh, Be A Fine Girl Kiss My Lips, Tonight, Yah !