【宇宙書評】天文学者に素朴な疑問をぶつけたら宇宙科学の最先端までわかったはなし

天文学者に素朴な疑問をぶつけたら宇宙科学の最先端までわかったはなし」

津村耕司 著

 

どうして夜空に天の川があるんですか?

私は第3章の問いに対して自信をもって答えることができませんでした。

この本には、子どもに聞かれそうで、自分でも実はよく分かっていない素朴な疑問とそれに対する簡潔な答えがまとまっています。

 

夜空に浮かぶ天の川の正体は、星の集まりです。もう一歩踏み込むと、地球が属する天の川銀河(銀河系)を、中から見たものだそう。

子どもに聞かれたときに、さらっとここまで話すことができたら、なかなかではないでしょうか。

 

ほかにも、太陽はどうやって燃えているのか。地球と同じような惑星はあるのか、地球外生命体は存在するのか、タイムマシンは実現可能かなどなど、子どもも大人もためになる、宇宙に関する入門書です。