天文宇宙検定2級ノート 5章1節
質量光度関係・・・主系列星の光度Lは質量Mのおよそ3.5~4乗に比例する。
星の寿命・・・星の寿命τ=燃料である水素の量(質量Mが多いほど多く存在する)をその消費率(光度Lが明るいほど多く消費する)で割ることによって計算できる。
太陽をと同じ質量の星の寿命はおよそ100億年なので、
太陽を1とすると、τ=100億年×M/L L=M^3.5~4なので、τ=100億年/M^2.5~3
星の質量
連星の連星間距離をa(天文単位)、公転周期をp(年)太陽質量を1としたときの恒星の質量をm₁、m₂とすると、a³/p²=m₁+m₂ となる。
これを一般化されたケプラーの第3法則という。
原始星
原始性があるのは、星が盛んに形成されている星形成領域。
原始星は多くの場合濃い分子雲の中にあるため、赤外線や電波でないと観測できない。
小型望遠鏡でも目にすることができる星形成領域に、オリオン星雲(M42)がある。
巨大な分子運の限られた領域で星が集団で生まれる場合が、星団や星落(アソシエーション)
分子雲・・・水素ガスのほとんどが水素分子になっている星間雲。
星の一生のうち、水素からヘリウムを合成する核融合反応で安定して輝いている状態の星。
散開星団おうし座のプレアデス星団(すばる。M45)やかに座のプレセぺ星団(M44)
おおいぬ座のシリウス、小犬座のプロキオン、しし座のレグルス、こと座のベガ、わし座のアルタイルなど。
主系列星の時期が終わった後、星が膨張して半径が大きくなり、表面温度が低下して赤く輝くようになった巨大な星。
球状星団、オリオン座のベテルギウス、さそり座のアンタレス、おうし座のアルデバラン、うしかい座のアルクトゥールス、ふたご座のポルックスなど